【挿絵習作】著/ドリアン助川『あん』より

桜が満開を迎えたある日、桜通りの小さなどら焼き店『どら春』の店主・千太郎の前に、元ハンセン病患者である高齢の女性・徳江が訪れる。生きることに悩む千太郎は、常連の中学生・ワカナちゃんとともに、徳江をはじめとしたハンセン病回復者に出会い、人生を問い直していく物語。

店の奥で座る徳江さんと、中学生のワカナちゃんのいる場面が好きで、桜通りに佇むお店とその人たちの穏やかな空間をイメージして描きました。

使用画材/アクリル絵の具、水彩紙
2021

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